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02 — InsightsAI活用・DX

生成AI、全社で入れたのに誰も使っていない。よくある理由と、立て直しの順番

7分で読めます Baton Partners 編集部

全社でChatGPTを契約し、研修もした。最初の数週間は、社内のあちこちで試す声が聞こえていた。ところが3か月たつと、使っているのは詳しい数人だけ。そんな相談は、いまやめずらしくありません。この記事では、なぜそうなるのか、そしてどこから立て直せばいいのかを、順番に見ていきます。

目次
  1. 01まず、自社の状況を確かめる
  2. 02つまずくのは、順番が逆だから
  3. 03立て直すときの、5つの手順
  4. 04相談先のひとつとして、Central AX
  5. 05まずは、いちばん面倒な作業をひとつ

01まず、自社の状況を確かめる

使われなくなった会社には、たいてい似た経緯があります。いくつ当てはまるか、数えてみてください。

  • ツールの契約が、使い道より先に決まった
  • 研修は、操作方法の説明が中心の1回だけだった
  • どの仕事に使うかは、社員それぞれに任せた
  • いま使っているのは、もともと詳しかった数人だけ
  • 機密情報を入れてよいかの線引きが、決まっていない

3つ以上当てはまるなら、問題はAIの性能ではなく、入れる順番と、現場での使い方の設計にある可能性が高いと言えます。

02つまずくのは、順番が逆だから

ツールを先に配り、使い道はあとから考える。この順番だと、目の前の仕事で手いっぱいの現場ほど、新しいものを試す余裕がありません。結局、もともと興味のあった人だけが使い続けることになります。

逆に「見積書の下書きをAIに任せる」「日報の集計を楽にする」と先に決めておくと、研修で何を教えるかも、効果をどう測るかも、はっきりします。

03立て直すときの、5つの手順

  1. 楽にしたい業務を、ひとつに絞る

    見積書、日報、議事録、問い合わせ対応。時間を取られている作業を書き出し、最初に取り組むものをひとつ決めます。

  2. 現場で、実際の流れを見る

    担当者に話を聞き、作業の手順を確かめます。紙のままの記録や、人によって違うやり方は、ここで見つかることがほとんどです。

  3. 自社の資料で、学ぶ

    一般的な例題ではなく、自社の見積書や資料を題材にすると、研修の翌日から使える状態になります。

  4. ひとつの業務で、試してから広げる

    いきなり全社には広げません。ひとつの業務で効き目を確かめてから、ほかの部署へ進めます。

  5. ルールと担当者を決めて、続ける

    何をAIに入れていいかの線引きを決め、社内で改善を続ける担当者を置きます。

つまずく進め方定着する進め方
まずツールを配る先に、楽にする業務を決める
操作方法を教える研修自社の資料を使う研修
いきなり全社に広げるひとつの業務で試してから広げる
使い方は各自に任せるルールと担当者を決めて回す

04相談先のひとつとして、Central AX

名古屋・名駅に拠点を置く株式会社Central AXは、こうした立て直しを、研修から開発、社内への定着までまとめて引き受けている会社です。AI検索への対策(LLMO)も手がけています。

  • 研修:ChatGPT、Claude、Copilotを、自社の資料を題材に学ぶ
  • 開発:話を聞き、試作で確かめてから本番へ進む
  • 定着:相談、現場ヒアリング、小規模検証、実装、定着・内製化の5段階で進める
  • 安全:何をAIに入れていいか、社内ルールづくりも一緒に行う

2026年5月の設立から8月末までに20社を支援しています。愛知・岐阜・三重・静岡を重点に、全国からの相談を受けています。

05まずは、いちばん面倒な作業をひとつ

生成AIの定着は、どのツールを選ぶかでは決まりません。楽にしたい業務を決めて、小さく試して、社内で回る形にする。遠回りに見えて、結局これがいちばん早い道です。

手始めに、社内でいちばん面倒がられている作業をひとつ、書き出してみてください。そこが最初の一歩になります。

この記事はBaton Partners編集部が制作しています。AI実装支援に関する記載は、株式会社Central AXの公開情報にもとづきます。

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