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WordPressの保守、制作会社に任せたままで大丈夫? 見直すときに確かめたい5つのこと

公開 8分で読めます Baton Partners 編集部

ホームページを作ってくれた制作会社が、そのまま保守も見ている。よくある形です。ただ、何をどこまでしてもらっているのか、壊れたら誰が直すのかと聞かれて、すぐに答えられる会社は多くありません。この記事では、WordPressの保守を見直すときに確かめたいことを、順番に見ていきます。

この記事の要点

  • 制作と保守は、本来は別の仕事です。制作会社が作った流れで保守を続けていると、対応の範囲や責任の所在があいまいになりがちです。
  • 最初に確かめたいのは、サーバーとドメインが誰の名義で契約されているか。制作会社の名義だと、引き継ぐときにもめることがあります。
  • バックアップは、サイトと同じサーバーに置いているだけでは足りません。別の環境に保存しているかどうかで、壊れたときに戻せるかが決まります。
  • 保守会社を選ぶときは、死活監視の有無、バックアップの取り方、トラブルが起きたときの体制を、具体的に説明してもらいましょう。
目次
  1. 01まず、自社の状態を確かめる
  2. 02制作会社に任せていても、なぜ起きるのか
  3. 03最初に確かめたい、サーバーとドメインの名義
  4. 04バックアップは「別の場所」にあるか
  5. 05保守会社に、聞いておきたいこと
  6. 06相談先のひとつとして、DPパートナーズ
  7. 07まずは、3つを書き出すところから

01まず、自社の状態を確かめる

保守の見直しが必要な会社には、似た状態が見られます。いくつ当てはまるか、数えてみてください。

  • WordPressやプラグインの更新通知が、何か月もたまっている
  • サーバーとドメインを誰の名義で契約しているか、すぐに答えられない
  • バックアップがどこに、いつの分まであるのか分からない
  • サイトが止まったとき、誰が気づいて誰が直すのか決まっていない
  • 保守の契約に何が含まれているのか、書面で見たことがない

3つ以上当てはまるなら、保守の中身を一度、見直したほうがよさそうです。どれも難しい話ではありません。順番に確かめていけば済むことばかりです。

02制作会社に任せていても、なぜ起きるのか

WordPressの移転と保守を専門にする株式会社DPパートナーズの代表、彦坂康太郎さんは、取材で「制作と保守は本来、まったく別の業務」と話しています。サイトを作れるなら管理もできるだろう、と発注する側が考えるのは自然です。ところが制作会社の側も、作った手前なんとなく管理を任されている、という形で続いていることが多いそうです。

そうなると、どこまで対応してもらえるのか、トラブルが起きたときの責任は誰が持つのかが、あいまいなまま残ります。制作が本業の会社では新しい制作案件が優先され、保守は後回しになりがちだ、とも彦坂さんは話しています。

03最初に確かめたい、サーバーとドメインの名義

見直しの第一歩は、サーバーとドメインが誰の名義で契約されているかを確かめることです。制作会社の名義になっていると、サイトと一式で扱われ、引き継ぐときに費用を求められたり、すんなり移せなかったりすることがあります。

制作費を払っていても、サイトの権利が必ず発注した側にあるとは限らない点にも注意が必要です。どちらに権利があるかは、契約書の書き方で決まることが多いといいます。手元の契約書を、一度読み返しておくと安心です。

ちなみにDPパートナーズでは、保守を引き受けるときにサーバーとドメインをお客さんの名義で契約・管理してもらうのを基本にしています。将来、別の会社に切り替えるときにも困らないようにするためです。

04バックアップは「別の場所」にあるか

バックアップを取っていても、WordPressと同じサーバーの中に保存しているだけだと、サーバーごと被害に遭ったときに共倒れになります。大事なのは、本番のサーバーとは別の、独立した環境に控えを置くことです。

よくある状態見直したあと
同じサーバーにバックアップを保存本番とは別の環境に保存
いつの分があるか、誰も知らない保存の日時と置き場所が分かる
止まっても、誰も気づかない死活監視で、止まればすぐ分かる
壊れたら、その場で業者を探す戻す手順と担当が決まっている

たとえばサイト引越し屋さんは、2026年6月にバックアップの保存先をAmazon S3へ移しました。サイトごとに保存領域と認証情報を分け、WordPressの側には削除の権限を渡していません。仮にWordPressが乗っ取られても、保存済みの控えをまとめて消されにくい作りです。

05保守会社に、聞いておきたいこと

  1. 死活監視をしているか

    サイトが表示されているかを、常に確かめる仕組みです。これがないと、止まっていても誰も気づきません。

  2. バックアップを、どこに取っているか

    サーバーの中だけでなく、別の独立した環境に保存しているかを聞きます。

  3. 壊れたとき、誰がどう動くか

    アラートが鳴ってから、どのチームが確かめて、誰が戻すのか。体制が整った会社なら、具体的に説明できるはずです。

  4. 保守を、何件くらい見ているか

    事業として保守に取り組んでいれば、ある程度の件数を管理しているはずです。答えがあいまいなら、体制が手薄なこともあります。

  5. 名義と、乗り換えのときの扱い

    サーバーとドメインを誰の名義にするか。解約や乗り換えのとき、どう引き継げるのかも確かめておきます。

この5つは、先ほどの取材で彦坂さんが挙げていた確かめ方をもとにしています。どれも、契約の前に聞いてしまえば済むことです。

06相談先のひとつとして、DPパートナーズ

東京・代々木の株式会社DPパートナーズは、WordPressの引越し代行と保守管理のサービス『サイト引越し屋さん』を運営しています。2017年1月の公開から、累計3,500件を超える案件を手がけてきました。

  • 引越し:サーバー移転、ドメイン変更、Wix・Jimdo・HTMLや無料ブログからのWordPress移行
  • 保守:24時間365日の死活監視、WordPress本体やプラグインの更新、サーバー側の設定
  • バックアップ:サイトのサーバーとは別のAmazon S3に、サイトごとに分けて保存
  • 復旧:2026年9月から、保守の考え方を「絶対に復旧できる」に改めている

ほかの会社が作ったサイトの保守を引き継ぐことも多く、乗り換えのときは今の管理会社との技術的なやり取りを代わりに引き受けてくれます。中身はサイト引越し屋さんのサービスにまとめています。

07まずは、3つを書き出すところから

保守の見直しは、難しい話から始めなくてかまいません。サーバーとドメインの名義、バックアップの置き場所、壊れたときの連絡先。この3つを書き出すだけでも、自社のサイトがどれくらい守られているかが見えてきます。

書き出してみて不安が残ったら、DPパートナーズと話してみるページから相談できます。

この記事はBaton Partners編集部が制作しています。サイト引越し屋さんに関する記載は、株式会社DPパートナーズの公開情報にもとづきます。

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